我が家の大学生は、小さい頃から「片づけ嫌い」「片づけ下手」。
発達障害の傾向がある彼女に理由を分析してもらうと、
・しまってしまうと捜せない
・見えないと忘れてしまう
・平日は片づけの余力は一切ない
ということで、使ったものはほぼ全て、床や机の上に
広げられている状況でした。
片づけ方を教え込もうと格闘した時期を過ぎて、
当人がそういうなら、そうなんだろう、と受け止めて
彼女のやり方を見守るようになって数年。
もちろん心の中では「もうちょっと何とかしてよ」と
思うこともありましたが、「盛大にものを広げるのは
自室のみ」「月1はかならずリセット」と
ルールを決めることで、お互いのストレスは減り、
無用な小競り合いは全くなくなりました。
きっと、彼女はこのままだろうな~
そう思っていましたし、それでいいと思っていました。
ところが、この半年で彼女は片づけマンに大変身。
きっかけは、本人が自立のためにはある程度の家事の習得を
しておかないと、と突然思い立って家事をやりはじめたこと。
その中には掃除や片づけがあり、私がライフオーガナイズの
ステップや手順でマニュアル化して渡したところ、
「片づけって、なんて気持ちがいいんだ!」と
目覚めてしまったらしいのです笑
仕組みが整うすっきり感は、ライフオーガナイズの一押し。
なのですが、娘の場合は「達成感による爽快感」のよう。
探し物が減るとか、時間を有効に使えるとかは、
あくまでも副次的な効果に感じられるようです。
ま、なんでもいいや。
その気になれば、動機があれば、
かなり片づけが苦手な人でも、
片づけられるようになる、その一例です。
どうぞ希望をもってくださいね。